異端児オセラーの自由気まま日記
定石は知らない。 理論も知らない。 それでも打つ。 打ち続ける。
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りんかいCC~思考回路がおかしい~
注)えっと。かなり長文です。




ニューイヤーズカップについても簡単に触れておきましょう。


夜行バスで熟睡できる自分でも、夜行電車だけは眠れず。


一睡もしないで大会に出ていた状態で、とても出れる体調ではなかったかもしれません。


大会前に練習で打った対局はことごとく負け続け、しかもその勢いで大会でも級位者に負けて当然の2連敗スタート。


負け越さない、の目標は早くも崩壊するところでした。


が、途中で高段者等の理不尽な当たりを食らうことなくサブマリンの5連勝で気づいたら15位(74人参加)でお年玉と、ここ2か月で3度目の二段の権利をいただきました。


結果は幸い悪くなかったものの、ここ最近の冴えない内容は引き続き・・・。







ここからは、りんかいCC(インターミディエイト部門)のお話へ。


今回は疲れもなく、睡眠もしっかりとれたので体に関しては万全の状態のはずです。


が、思考回路は万全ではなかったかもしれません。




大会結果からは想像できない数々のひどい着手が登場します。。。


反省の意味もこめて1局1局、簡単に。




☆1回戦  Dなべ二段(白)



\ABCDEFGH
1++++++++
2++++++++
3+++◇○○○●
4++●○●○○●
5++○○○●○●
6+++○●●●●
7++++●●++
8++++++++


黒番



評価値としては全然悪くないのですが、自分が黒ならどう打ち回せばよいかわからず投了したいところですorz



そのためかなりの優勢を感じていたのですが、d2→e2→c2→c3→d1の流れはお見事という感じで、ここで形勢がやや優勢程度だったんだなと再確認できました。



\ABCDEFGH
1+++◆++++
2++●●●+++
3++○○○●○●
4++○○●●●●
5++○○○●●●
6+++○●●●●
7++++●●++
8++++++++


白番



とりあえず無難に打ち進めていったつもりでしたが・・・



\ABCDEFGH
1+++●++++
2++●●●+++
3+◆●●○●○●
4++●●●●●●
5++○●●●●●
6++○○●●●●
7++○●○●++
8++○○○○++


白番



ここまでくれば本当にこれはやや優勢な展開だったのか?と思ってしまいます。




\ABCDEFGH
1+++●++++
2++●●●+++
3○○●○○●○●
4+○○●●●●●
5+○●●●●●●
6+◆●●●●●●
7++○●○●++
8++○○○○++


白番


a5とおきたいところですが、形勢があやしくなってるうえに、展開によっては将来的にa4が逆偶数の原因となり終盤が難しくなるのではないかと恐れ、とりあえず将来的に打てなくなる前にf1をケアしたつもりですが、f1は全然必然手ではないですね。


形勢がここでついに逆転。


すかさず再逆転のチャンスはいただけたものの、、、



\ABCDEFGH
1++○○○○++
2++○●●◆++
3○○○○●●●●
4+○○●●●●●
5+○●●●●●●
6+●●●●●●●
7++○●○●++
8++○○○○++


白番


さっきと同様、a5はやはり却下。


a5→a6→a4→a2→g2→b2→b7→h2でお手上げと判断したため。


ただソフトによると、お手上げではなかったようです。




(a5→a6→a4→a2→g2→b2→b7→h2と進んだ図)


\ABCDEFGH
1++○○○○++
2●●●●●●●◆
3●●●●●○●●
4●○●●○●●●
5●○●○●●●●
6●○○●●●●●
7+○○○○●++
8++○○○○++


白番


これh7で全ての手にケアできるらしいですけどね・・・。


h8にはg1、g7にもg1、a8にはa7ととって左上の連打。


ということで却下したa5からの進行は実は6石勝ちの進行でした。


ちなみにこのh7以外はすべて余裕の負け形勢。


約10手前からここまで読み切るというのは、さすがに酷でした。





ということで再度、+6→ー2と戻すg8。


ここから相手のミスがあって以下の局面。



\ABCDEFGH
1++○○○○++
2●○○●●●++
3●○○○●●●●
4●○●○●●●●
5●●○○○●●●
6●●●●○○●●
7+◆●●○○○+
8++○○○○○+


白番



やっぱりここで思考のおかしさがでます。


g1で勝ちは確認したものの、欲張ったという感じでa8をとりました。



\ABCDEFGH
1++○○○○++
2●○○●●●++
3●○○○●●●●
4●○●○●●●●
5●●○○○●●●
6●○○●○○●●
7○○○○○○○+
8○●●●●●●◆


これでa1→b1→h7ともぐってg1おかせて、きれいに勝ったと思っていたら、a1→b1→h7という手は存在しませんでしたorz


仕方ないのでg1→a1→h7→g2→b1→h1→h2という形で36-28で勝ったものの、読まずに偏見だけで手を却下したり、ちゃんと読めば成立しないとわかる進行を平然と打ったり、あまりほめられた内容ではなかったかもしれません。




☆2回戦 S野五段(白)


前日の練習会では、翌日当たる可能性を考え、普段全く打たない定石をダミーで打っておくという外道っぷりを発揮しておきましたが、自分が白を取るという形で外道なオセロは回避。



コンポスでスタート。



\ABCDEFGH
1++++++++
2+++○◆+++
3++●●●+++
4++●○●+++
5++○○●●++
6++○+○●++
7++++++++
8++++++++



最近、オセロ引退~♪っていいながら以前にも増して楽しげにオセロしてる人もいることなので。


この定石は引退~♪と先日ブログで断言しながら平然と打ってみました。



\ABCDEFGH
1++++++++
2+++○●+++
3++●●●+++
4++●○●+++
5++○○●●++
6++○+○○◇+
7++++++++
8++++++++



( ゚∀゚)さとぼそクロス




(展開例)


\ABCDEFGH
1++++++++
2+++○●+++
3++●○●+++
4++●○●+++
5++●○●●++
6○○○○○○○+
7+++◇++++
8++++++++


注)これは実戦ではありません




実戦はこんな感じになりました。



\ABCDEFGH
1++●+++++
2++●●●+++
3+●●●●○○○
4●●○●○○○○
5●●●○●○○○
6+●●●○○○○
7+++●○○+○
8++●+◇○○+



g2を強制させて・・・b2で終了!!



\ABCDEFGH
1++●+++++
2+◇●●●+●+
3+●○●●●○○
4●●○○●○○○
5●●●●○○○○
6+●●●○○○○
7+++●○○+○
8++●+○○○+



黒a3から粘りの手順があるんじゃないかとかなり読んだものの、粘りの手順は存在しなかったので、b2に安心して着手して、これで完全に詰み。


48-16で試合は勝ったんですが、この状態からきれいに石を稼げなかったことがやっぱり課題なんです。




☆3回戦 I原三段(白)



\ABCDEFGH
1++++++++
2++●○++++
3++○●○●◆+
4+○○○○●++
5++○○●●++
6++○+○●++
7++++++++
8++++++++


白番



敗着は16手目でしょうか。汗



ここで盤面を見ているうちに不思議な疑問が頭にふりかかってきた。



いつもネット対局でノータイムで打っているe2は本当に必然手なんだろうか?



ふとe2→e7とされたら自分はどう着手するんだろうという疑問が頭をよぎる。



そういえばe7って打たれたことないけどどうやって対処していくんだろう?



むしろこの進行は普段自分が打ってる進行とどこかで間違えてないか?



5分くらいこの葛藤は続く。



そして血迷ったあげくg4と打ったらg4→d6と打たれ盤面死去。



d2以外を打つと局面が死ぬという意味での必然手でした。





試合は60手目相手の針落ちにより32.5-31.5で勝ち。



こういう葛藤は試合中ではなく、家で解決しておきたい。汗



これまで当たり前にノータイムで打っていた手は、冷静にこういう大会で目の当たりにすると、当たり前に見えないものがあるかもしれませんね。


もうちょっと1手1手を慎重に盤面を眺めて必然手と、必然じゃない手を再整理する必要がでてきました。




☆4回戦  O内三段(黒)



考えながら打っていたものの、20手目までは品川ニューイヤーズカップの7回戦と全く同じ手順でした。



\ABCDEFGH
1++++++++
2++●+++++
3●●○○○○++
4●○●●○○++
5●○○●●●++
6●◇○○●+++
7++++++++
8++++++++


黒番



ここでg4→e7とされ、とても苦戦した記憶があるので、とりあえず1手だけ最善を確認したという感じで今回は最善手のa7と打っておきました。



\ABCDEFGH
1++++++++
2++●+++++
3●●○○○○++
4●○●●○○++
5●○●●●●++
6●●○○●+++
7◆+++++++
8++++++++


白番



ただ、c1、g6、e7とどれを打たれても黒が苦しいようにしかみえません。



やっぱり中途半端な暗記は逆効果でした。



ただ。打ちにくさとは裏腹に局面はさほど悪くなかったようです。



\ABCDEFGH
1++++++++
2++●◆++++
3●●●●○○++
4●●●●○○++
5●○●○○○++
6●○○○○○○+
7●○○○○●++
8++●●●●++


白番



単純にe2とすればf1と打ち、さらにh6と打つことで左下の連打が成立。


ということで相手はここでd1と逃げるしかありません。



\ABCDEFGH
1+++◇++++
2++●○++++
3●●●○○○++
4●●●○○○++
5●○●○○○++
6●○○○○○○+
7●○○○○●++
8++●●●●++


黒番



ここでもう1手強烈なh6と打ちます。



\ABCDEFGH
1+++○++++
2++●○++++
3●●●○○○++
4●●●○○○++
5●○●○○○++
6●●●●●●●◆
7●○○○○●++
8++●●●●++



白番



ここで無難にc1と打つとやはりg5の強烈な1手が飛び左下連打。


かといってこれまた無難なg5を打つとe1→f1→g7の強烈なX打ちが存在。


これで試合そのものは大体勝ち形勢にもっていけたんじゃないかと思っていましたが、よくよく見ると人間的には最も嫌な手が存在することに気づく。


そして実戦もその通り打たれることとなる。


\ABCDEFGH
1+++○++++
2++●○++++
3●●●○○○++
4●●●○○○++
5●○●○○○++
6●●●●●●○●
7●○○○○●+◇
8++●●●●++


黒番



h8ととらなかったらとらなかったで気持ち悪い右下の形が残り、h8をとったらとったで一番石損する可能性が高い右辺をさくさくととっていく展開。


こうなれば時間もないのでh8ととるしかないでしょう。


\ABCDEFGH
1++○○+●++
2++○○◇●+●
3●●○○○●●●
4●●○○●●●●
5●○○●●●●●
6●●○●○●●●
7●○○○○●+●
8++●●●●+●



幸い石損もほとんどなく迎えたこの展開、ここで双方が1分を切ってきたところで、無難に打ってたら逆転されるのではと思って勝負手を打った。


これが悲劇のもとになるとも知らずに・・・




\ABCDEFGH
1++○○+●++
2+◆●●●●+●
3●●●○○●●●
4●●○●●●●●
5●○○●●●●●
6●●○●○●●●
7●○○○○●+●
8++●●●●+●


+6→ー28



実際にこの勝負手、とある1手をのぞけば全て黒勝ちなんですが、見ていて当然の1手を見ていないという大失態。



\ABCDEFGH
1++○○+●++
2+●●●●●◇●
3●●●○○○●●
4●●○●○●●●
5●○○○●●●●
6●●○●○●●●
7●○○○○●+●
8++●●●●+●


( ゚∀゚)試合終了



ここから白が返す石があまりにも多すぎたために、またまた59手目で2試合連続の針落ち勝ちという、もはやネットオセロ状態。


盤面最悪手も、この残り時間の中ではある意味、最善手だったのかもしれません。





しかし実にひどい・・・orz





☆5回戦 K林1級


O澤くんを想定していたので少し驚きました。


O澤くんを倒しての4連勝で初段リーチということで手ごわい状況。




\ABCDEFGH
1++++++++
2++++++++
3+++●●●++
4++●●●●○○
5++●●●○○+
6++◆●○○○+
7+++●○+++
8++++++++


白番



この17手目までは、品川グランドチャンピオンシップ2006で人の試合を観戦していたときに何度か出てきた手順。


そのときに打たれた白の手順では盤面が互角もしくはやや苦戦だったので、最善手はb5ということまで確認している。




さて3回戦に続き、ここでまた葛藤がはじまる。笑


このb5は本当に必然手なのか?(しつこい)




こうして、よくはないだろうとわかりつつも、f8に打たれて困ることよりもマシだろうということで最善手はやはり打たずにc8へ打った。


C4E3F6E6F5C5D3G6D7F4G5E7F3H4D6G4C6C8
\ABCDEFGH
1++++++++
2++++++++
3+++●●●++
4++●●●●○○
5++●●●○○+
6++●●○○○+
7+++○○+++
8++◇+++++



これでも形勢は互角もしくはやや不利程度なのでよしとした。



そこから双方、最善or次善手で進んでいく。



\ABCDEFGH
1++++++++
2+++++++◆
3+++●●●●+
4+●●●●●○○
5+○●○●○○+
6++○●○●○+
7+++○●○++
8++○○○○○+


白番



こういう大胆なC打ちを初段のかかった大事な試合で果敢に打ってこれるところがやっぱりすごいね。


実際このC打ちは最善手だったようで驚いた。



\ABCDEFGH
1++++++++
2+++○+++●
3◆●●●●●●+
4+●○●●○○○
5+●●○○○○+
6●+○○○●○+
7++○○●○++
8++○○○○○+



ここで長考。


ほぼ相手にとっては指定打ちという感じでe2→f2→h3→h5→h6→h7→c2と盤面を進めた。


\ABCDEFGH
1++++++++
2++◇○○●+●
3●●○○○○○●
4+●○●○○○●
5+●●○○●○●
6●+○○○●●●
7++○○●○+●
8++○○○○○+


黒番


ここでb6と打たせた後、g2のケアとしてf1ではなくe1と置き、さぁg2でもなんでもうってみろ!という感じの流れで10手前の時点で読んでいたのだが、実際にg2と打たれるとかなりまずいことに気づく。




\ABCDEFGH
1++++○+++
2++○○○○◆●
3●●○○○●●●
4+●○●●○●●
5+●●●○●●●
6●●●●●●●●
7++○○●○+●
8++○○○○○+



a5→a4→h1→a7→h8→g7の後にb7ともぐると、ライン切られてa8&b8の連打をくらって勝てないことが発覚した。


ということで、a5→a4→b2として進めていくしかない。これでも白負け。



実戦はこの流れにならず、時間のなくなった相手がc1と致命的な1手を打ったため盤面死。




\ABCDEFGH
1○○○○○○○+
2○●○●●●+●
3○○○○●○○●
4○○○○○●○●
5+○●○○●●●
6●●○●●●●●
7◆●●●●○+●
8++○○○○○+


白番



でもやっぱりこの日は終盤の思考がおかしいんです・・・。


残り時間5分あったんですが。


ここでなんとa5からカウンティングし始める(爆)




38-26で勝ってるわ。よかったよかった。


じゃねええええええええええええええええええええええええええええ


無駄にカウンティングに3分も使った挙げ句、もう一度盤面をみたらb8で終わりでした。




45-19で勝ち。





ここまで一人だけ5連勝。


ただポイントがあまりに稼げていないため、次負ければ優勝は逃すことに。


そして最終戦はあの男だ・・・





☆6回戦 O澤初段



本当に因縁の対決ですね。



初対局は品川シーサイドOPでお互いにとって何もない場面で、こちらがすんなり負けたものの、その後は、


☆神奈川OP50回記念大会(一般の部) 最終戦 1番テーブル

こちらが5-0、彼が4-1。12石以上残せば優勝の状況。
試合もこっちが勝ってそのまま全勝優勝。


☆2007年9月天王洲カップ(チャレンジ部門) 最終戦 1番テーブル

O澤君の全勝優勝をかけての対局。
試合はこちらが勝つものの、彼の逃げきり優勝。


☆2007年10月天王洲カップ(チャレンジ部門) 4回戦 1番テーブル

3連勝同士での対決。
試合はこちらが勝って、そのまま全勝優勝


☆品川グランドチャンピオンシップ2007 決勝戦

双方、準決勝を勝ち抜き、決勝戦での2番勝負。
1勝1敗でこちらの石数がまさり、こちらの優勝。




そして今回も、最終戦で1番テーブルで勝ったほうが優勝という状況。


ここぞというときにいつも立ちはだかって、こちらが勝ち続けてきたので、最後の砦になるにはふさわしかったのかもしれない。





彼の二段のかかった昇段試験という意識は全くなかった。


優勝のかかっていない場面でこの状況なら、昇段を止めるっていうことは多少意識あったかもしれないけど。


とりあえず優勝するためには勝つしか選択肢がなかったから、勝つことしか考えられなかったかな。



お互いの手は知り尽くしてる、という感じでここまではノータイムでした。


\ABCDEFGH
1++++++++
2++++◆+++
3●●○○●○++
4+○○○●○○○
5○○●●●●●+
6+●+●●+○+
7++++++++
8++++++++


白番


評価上は悪くないし、次善手ですが、ここで打ったc6が後で振り返るとどうもよくなかったかもしれません。


h3→h2と進み



\ABCDEFGH
1++++++++
2++++●++◇
3●●○○●○+○
4+○○○○○●○
5○○○○●●●+
6+●○●●+○+
7++++++++
8++++++++

黒番


形勢はまったく互角です。
黒も打ちにくかったようですが、白はそれ以上に打ちにくかった。


h3に対して、h6→h5→h2と処理しておいたほうが右辺は安定形だが、そのあとの下側の展開を考えたとき負担になると思いダイレクトにh2とした。


しかし、この右辺の処理がとにかく難しい。


一方で黒もh7しかおけなくて右辺の処理に悩む。


この右辺がキーであることをこの展開を選ぶ前に、家でしっかりと学んだうえで打つべきであった。



右辺のことはとにかくそのままにしておいて、ほかの部分で少しずつ優勢を築いていく。



\ABCDEFGH
1++○+◆+++
2++○●●++○
3●●●○○○+○
4●●●●○○●○
5●○●●●●●+
6●●○●●+○+
7●+++++++
8++++++++



ここで気軽に打ったf2が悪手。下辺に手をつけるしかないだろうと踏んでいたが、、、、



\ABCDEFGH
1++○+●+++
2++○○○●+○
3●●●●●●◆○
4●●●●○●●○
5●○●●●●●+
6●●○●●+○+
7●+++++++
8++++++++



とんでもなく打たれるとまずかった・・・。


さらにf1と打たれたときにd1と切り返すことすらできない。


そこで今回のブログのテーマともいえる必然手と判断したh5がこれまた大悪手となったようだ。


g6→f6となり、


\ABCDEFGH
1++○+●+++
2++○○○●+○
3●●●●●○●○
4●●●●○●○○
5●○○○●●○○
6●●○●●◆○+
7●+++++++
8++++++++


さて右辺の処理がこの対局のキーワードだったが、こういう最悪の形で処理することになってしまった。


もっと序盤で処理できる展開に持ち込んでおきたかったという意味では序盤がまずかったといえるだろう。


将来的にうつことになるであろうb2のことを考えるとf1→g1などと交換をいれても苦しい。


そこで粘りの1手としてg1と打った。c7と打たせてc5の石を消す。



\ABCDEFGH
1++○+●+○+
2++○○○○+○
3●●●●○○●○
4●●●○○●○○
5●○●○●●○○
6●●●●●●○+
7●+◆+++++
8++++++++

白番


f7に対しe7と受けてくれれば、f7→e7→e8が最強の粘り。

しかし、f7→h7→d7ではとても苦しいと判断。

そのためe7から着手。



\ABCDEFGH
1++○+●+○+
2++○○○○+○
3●●●●○○●○
4●●●○○●○○
5●○●○○●○○
6●●●●●○○+
7●+●◆○+++
8++++++++


白番


黒にh7と打たれる前に白f7ともぐるべきと判断したが、これが2石負けを10石負けとなる悪手。

e8の手を見越して自分からe8と打つのが好ましい。ってちょっと難しい。。。





\ABCDEFGH
1++○+●+○+
2++○○●○+○
3●●●●●○●○
4●●●○●●○○
5●○●○●●○○
6●●●●●○○+
7●+●●●○++
8++++◆+++



この1手を見て、かなり動揺した。


粘ってたつもりが、粘れてなかったと。


しぶしぶ勝負手のb2へ飛び込み。





\ABCDEFGH
1++○+●+○+
2+◇○○●○+○
3●○○●●○●○
4●○●○●●○○
5●○●○●●○○
6●●●●●○○+
7●+●●●○++
8++++●+++


白番


ここでダイレクトにa1ときたらひとまずc8としてCラインを通して相手の着手を乱すつもりでした。


しかし実戦はf1→d1→h6→h7と交換したあとでa1と打ってきました。



\ABCDEFGH
1◆+○○○○○+
2+●○○○●+○
3●○●○●○●○
4●○●●○●○○
5●○●○●○●○
6●●●●●●○○
7●+●●●○+○
8++++●+++


白番


右辺の交換でもう片方のCラインとおっちゃったから何かつかえないかなぁと思いつつ。


双方の残り時間は1分程度。


さっきの交換の意味はなんだろう?


辺をやすっていくため?


それならこっちの勝ちなんじゃないのか?


a2→b1→a8→h1→g2→h8・・・・と簡単にカウンティングするとやや残ることが発覚。



余計なこと考えないで打ち切ればOKとしたが、、、先ほどの交換の意味をこのあとやっと気づいた。



a2→b1→a8→g2!!!!!



\ABCDEFGH
1●●○○○○○+
2○●○○○●◆○
3○●●○●●●○
4○●●●●●○○
5○●●●●○●○
6○●●●●●○○
7○+●●●○+○
8○+++●+++


白番



負けを悟った。


ただお互いに時間がほとんどない。



ここから逆転できるミラクルの一手はないか?


相手がパニックに陥る粘りの一手はないか?


相手が針落ちしそうなほど返さないといけない手順はないか?(爆)






何もなかった・・・


素直に打って、素直に37-27で試合終了。


残り時間はO澤君が3秒、こちらが13秒でした。





ついに負けた、という感じでした。



最後の最後でいつも僕に当たって何度も優勝をさらわれ、また多くの人に昇段を阻止され、、、、、


そういう苦労に苦労を重ねてとった二段だから格別な思いあるんでしょう。


おめでとう!



ということで5勝1敗 2位という形で終わりました。






さて。よく考えてみよう。


この問題の局面、Cラインが通ってb1にすぐ置けなくなったから何かつかえないかな?と思ったと書きました。


\ABCDEFGH
1◆+○○○○○+
2+●○○○●+○
3●○●○●○●○
4●○●●○●○○
5●○●○●○●○
6●●●●●●○○
7●+●●●○+○
8++++●+++



その一方でダイレクトにa1うってきたらc8打ってCラインとおすつもりだったと書いたじゃないですか。


組み合わせてみたらどうなっただろう?



つまり、この場面でもa1に対し、c8の1手です。



\ABCDEFGH
1●+○○○○○+
2+●○○○●+○
3●○○○●○●○
4●○○●○●○○
5●○○○●○●○
6●●○●○●○○
7●+○○●○+○
8++◇+●+++


ダブルCライン通し&ブラックラインまでケア!(白2石勝ち)


そうなんです。上辺と右辺の交換をしているうちに、このC8を打とうと思っていたという発想が頭の片隅からいつの間にか消滅していたのです。


そして連打筋に気づかずに安易な勝手読みをしてしまってこのらしくない終盤を打ってしまったのです。


もうちょっと相手の手の意味をより深く読む必要がありますね。







ここ最近の対局ですごく感覚が悪かったのが、必然手の見極め、と、中盤~終盤の構想、そして終盤の稼ぎ方です。


特に今回、棋譜を見てそれを露骨に感じたので、しばらくの間、時間をかけて修正を加えておこうと思います。


一時期に比べ内容がかなり悪いのに、結果に関しては悪くないというのがとても複雑な状況です。





次回は神奈川名人戦のはず。
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